50代女性退職後の医療費、健康保険はどうなるの?

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50代となると、心配になってくるのが
年齢と共に増えるのが医療費ですね(;^_^A

 

厚生労働省の発表でも
2014年度 人口一人当たり国民医療費は
65歳未満が17万9600円
65歳以上72万4400円約4倍という結果です。

実際は健康保険を使うので、全額ではないですが
なんだか不安が増してきました(;^_^A

健康保険ありがたいですね!

なので定年退職に向けて前もって考えておきたいのが健康保険です。

前回の記事に引き続き、定年後の生活設計に必要な
これからのお金の流れを見ていきましょう。
今から調べて、退職時に慌てて決めて失敗なんてことが
ないようにしたいですね。

 

会社を退職したら、健康保険証はどうなるの?

 

先日ご紹介した婦人公論11/14号に
ファイナンシャルプランナーの深野康彦さんが詳しく
説明してくれています。

退職すると、勤め先で加入していた健康保険からは外れます。

そして無保険と言うわけにいきませんので、
公的医療保険に加入しないといけません。

 

公的医療保険の選択肢

 

それには3つの選択肢があります。

 

①加入していた健康保険を最長2年間任意継続

 

保険料はそれまで会社が50%負担してくれていましたが、
今度は100%自己負担なので、倍額に!
会社の総務や健保組合に保険料を確認してから選びましょう。

退職日の翌日から20以内に手続きが必要

2年加入後は国民健康保険に移行

 

②国民健康保険へ加入

 

保険料額

・自治体によって金額は違う
・被扶養者になっていた家族の人数分保険料がかかる
・前年の所得(退職金は除く)をもとに保険料が算出される。

退職日の翌日から14日以内に手続きが必要

 

③夫や子などの家族の健康保険の被扶養者になる。

 

・保険料はかからない(うれしいですね)

ただし年収制限があります

60歳未満 130万円未満
60歳以上 180万円未満

かつ 夫や子の前年の年収の半分以下

たとえば、60歳未満で前年度120万円でも、被保険者(夫や子)の前年度年収が200万円だと
加入出来ません。

60歳以上で前年度179万円で、被保険者の前年度年収が400万円の場合は加入出来るということですね。

退職日の翌日から20日以内に手続きが必要です。

 

老後の医療費不安のためにすべきこと

 

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病気になると、治さないわけにはいきません。

 

「高額療養費制度」があるから大丈夫?

 

高額療養費制度は 一定額以上の医療費は負担しなくてよい
ありがたい制度ですね。

月ごとに病院、薬局での支払額の上限があり、
それを超えた場合は上限以上の金額は国が還付してくれます。

上限額は年齢や所得によって違ってきます。
70歳以上でも所得が多いと69歳以下の人と同じ上限額となりました。
法律も変わっていくので、チェックしていく方が安心ですね。

高額療養費制度が利用できるのはあくまで
保険内診療 だけです。

入院となると、保険外診療や、差額ベッド、入院時の食費、交通費など
出費が重なりますが、それらは自己負担です。

保険内診療にするか、保険外診療にするか、経済状況を照らし合わせて
良く考える必要がありますね。

そこで、深野康彦さんは民間の医療保険の見直しを勧められています。

 

民間の医療保険をどう見直すの?


子供が社会人になれば、高額の死亡保険は不要
です。

医療保険は、みんなで助け合いする仕組みです。
手持ちのお金がない時は意味がありますが、
充分な貯金がある方は医療保険分を貯金にまわしす方が
良いと勧められています。

夫婦で100万から300万円あれば大丈夫、という事は
シングルの場合150万円あればなんとかなるという事ですね。

こちらの記事も参考になさってください。
実家暮らし50代貯金が出来ない!生命保険はどうしたらいいの?

自分の健康は自分で守る、予防に投資しましょう

 

医療費の心配ばかりしてせっせと高額の保険金を払い続けるより
人間ドッグを受ける、スポーツをする、食事に気を付けるなど、
毎日の生活を健康的に過ごす投資をする方が
何倍も人生楽しめます。

私も医療保険をどうするか迷っていました。
現在加入しているものの、もっと増やす方がよいのかどうか
正直わかりませんでした。

でも私の場合も子供ももうすぐ成人、自立してくれるので、
自分の病気、けが、お葬式代ぐらい出る保険だけでも
良さそうです。

保険を増やさずその分貯めるなり、
健康に過ごすために使おうと思います。

まとめ

 

  • 退職後の公的健康保険をどれにするか金額を比較して考えておくこと。
  • 民間医療保険を見直す。
  • 保険料を抑えてその分健康に過ごすことに投資する。

50代は節目の年代、少しづつ60代に向け準備していきたいですね。

 

本日も最後までお読み頂きありがとうございました。

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