
50代独身女性となると、老後の資金について不安ですよね。
いくら必要か、老後のお金についてお伝えします。
少しでも参考になれば幸いです(^^)
まずは何が必要か?現実を知ろう!
ゆとりら(2017年秋冬号)で超人気FP横山光昭さんの記事によると、
不安ばかり募らせているより、まずは現実を知って、
何が必要か把握することが大事だとおしゃってます。
横山さんによると、
私たちの親世代は退職金を銀行に預けておけば、高利息の利息がつき
不安なく老後を送れてきましたが、これからはもう全く期待できないので、
自分でしっかり備える必要があるとのことです。
もうすでに、私の親も銀行利息がつかないので、
年金と投資で生活をしています。
十分な資金がない場合は投資も難しいです。
60歳以降の生活費はどれぐらいかかるの?
老後資金とよく聞きますが、算出方法をご存知ですか?
「老後の収入」-「老後の支出」= 「老後の資金」
十分ありそうですか?
さて現実をみていきましょう。
60歳以上の2017年度単身世帯の家計の現実は?
単身世帯、つまり一人住まいの消費支出は
2017年度 政府統計によると、
35歳未満の世帯 | 155,808円 |
35~59歳の世帯 | 192,311円 |
60歳以上の世帯 | 148,358円 |
59歳までは実質増加していますが、
60歳以上では1.4%の減少となっています。
高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の実収入は
114,027円で、実質5.7%の減少となり、
収入が減ったため消費も減ったようです。
ということは、
高齢単身者の生活はほかの年代と比べても
厳しくなってきているようですね。
今の50代が60代になった時はどうなることでしょうか?
具体的な家計は?毎月赤字?
高齢単身無職世帯(60歳以上の単身無職世帯)の
家計を見てみましょう。
収入 114,027円
消費支出 142,198円
非消費支出 12544円
支出計 154,742円
毎月の赤字 ▲40,715円
支出明細
食費 | 35,418円 |
住居 | 14,538円 |
光熱水道費 | 12,989円 |
家具家事用品 | 6,098円 |
保険医療費 | 7,936円 |
交通通信 | 13,148円 |
教養娯楽 | 16,852円 |
諸雑費 | 13,262円 |
交際費 | 17,528円 |
仕送り金 | 589円 |
非消費支出 | 12,544円 |
直接税 | 6,611円 |
社会保険料 | 5,819円 |
合計 | 154,742円 |
老後のためにいくら用意しておけばいい?
日本女性平均寿命は2016年で87.14歳
この先まだ寿命は伸び続けそうです。
ということは、
60歳以降に生活するためのお金は
仮に90歳まで生きるとして
15万円×12×31年=5,580万円 びっくり!
不足分は 4万円ほどでしたから
4万円×12×31年=1,488万円
にもなります!!
頼りのメインの収入の年金も少子高齢化により
減っていくことは明白です。
(蒼白になりそうです(~_~;))
と予想されているFPさんもいらっしゃいますので、
不足分はもっと増えると考えておかないといけませんね。
よくネット上でも貯金は2000万円必要と出ていますが、
本当にそれぐらいないと、
90歳まで普通の暮らしができないですね。
そんなに貯金できない場合はどうするの?
横山さんのアドバイスは、
長生きする分、元気で、
お金のためにも、健康のためにも働くこと!
フルタイムは無理でも、
少しでも出来る範囲で働くほうが
生活にメリハリも出ますし、
社会から孤立することもないですね。
働ける間は働いた方がよい!
という結論です♪
家計を見直す!
人はなかなか生活レベルを落とせないものです。
でも、老後は収入が減ります!
どうしようもない事実から目をそらさず
無駄を省いて、出費を抑えられるよう
少しづつ見直していきたいですね!
横山さんおススメのポイントは次の三つ
① 保険料など固定費を見直す
② 支出の優先順位を決める
③ 小遣いは減らさない
固定費を見直す
まず、毎月出て行く固定費から取り掛かりましょう。
☆保険の見直し
子供が自立していれば、お葬式代ぐらいで、
大きな死亡保障は要りませんね。
合わせて読みたい関連記事:50代女性生命保険見直し掛捨てが良い?積立との違いは?
☆スマホを格安SIMに!
かなりお安くなりますよね!
☆車を手放す
あまり乗らないのであれば、
必要な時レンタカーを借りる方が断然お安くなります。
上手に節約するコツ
☆食費は自炊が一番!
一週間の献立を決め、予算を守り、
安売りだからといって飛びつかないことも大切ですね。
節約レシピなども楽しみながら取り組みたいです。
☆電気代
電力会社を比較して少しでもお安くしましょう。
あまり無理をしすぎて、
反動で無駄遣いをしてしまわないように
ストレスのない程度のペースでやりましょう。
支出を抑えるために出来ること
◇大まかでいいので、家計簿をつける
見える化することで、支出を抑える工夫ができる。
◇現役感覚を捨てる
あれもこれも現役時代と同じ支出をしていては
やっていけませんね。
でも、優先順位をつけることで、ストレスなく
支出を減らしていくことが出来そうです。
これはどうしても譲れないけど、
それは値段を抑えても大丈夫という風にです。
☆子供や孫への援助をしない
援助して貯金が減って、
後々子供にお世話になるのは避けたいですね(^_^;)
おこづかいをあげるぐらいに留めましょう。
色々子供や孫から不満が出るようでしたら、
きちんと経済状況を話すことも必要だと思います。
☆健康ファーストで行く
医療費の自己負担額が70歳になるまでは三割負担
さらに、高額療養費制度も見直しされ
70歳以上の自己負担額が引き上げられ、
消費税が上がれば、
必然的に医療費も増えます。
私たちの老後はもっともっと
医療費が上がると予想されるだけに、
健康をキープすることが一番ですね!
介護費用はいくらいるの?
忘れてはいけないのが介護費用!
介護サービスを受ける際の自己負担は
年金を含めた年収が
280万円未満の場合は1割
280万円以上の場合は2割
340万円以上の場合は3割
高齢者施設入居は別途500万~3000万円
やはり貯金は出来るだけ多くしておきたいですね。
年金を増やす方法
厚生年金は70歳まで加入できるので、
70歳までかければ当然受け取り年金も増えますね
年金受給は65歳から受け取れますが、
遅らせると一ヶ月ごとに0.7%づつ増額
70歳から受給すると42%増になります。
それまでに死んでしまったらと考えると
受給時期は悩みますね(~_~;)
今あるお金を増やす
定期預金などに預けても、
ほとんど利息がつきません(;_;
2017年1月から老後資金のため
「個人型確定拠出年金」が利用できる
加入対象者枠が広がりました。
掛け金の全額が所得控除されるうえ、
非課税!うれしい制度ですね。
60歳から受け取れますし、
月額支払い額も5000円から1,000円単位で設定でき、
一年単位で設定額を変更できます。
老後資金にぴったり!!!
まとめ
調べていくと、いろいろわかってきました。
老後に対して、漠然と不安をかかえながら
なんとかなるだろうではダメですね!
私たち世代は国に老後を任せている場合ではなく、
積極的に調べて、行動し、自衛していかなければならないのだと
遅ればせながら学びました。
50代独身女性で老後資金が不安な方、
ぜひ目を背けず、前向きに取り組んでいってくださいね!
参考:ゆとりら(秋冬号)2017年11月5日
50代のお金の問題についてはこちらの記事もごらんくださいね。
50代女性の不安!定年後のお金問題についてのまとめ
本日も最後までお読みいただきありがとうございました!
ステキな一日をお過ごしくださいね♪
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